収蔵品の中で動きそうなカメラを使ってみようシリーズ!(今名付けました)の第一弾は1950年製の120フィルム(中判)カメラ「FUJICA SIX」です。今から74年前のカメラということになります。

ミュージアムギャラリーのアーティストでもある石澤さんに手伝っていただきすべてマニュアルの設定で撮ってみました。(オートという概念のない時代のカメラでなので)



120フィルムは135フィルムと違ってパーフォレーションのない巻物状のシンプルなフィルム。1本で12枚撮れます。今回は期限切れフィルムでの撮影なので感度を半分に設定して撮影しました。

記念すべき1枚目!三脚で撮りましたがシャッターを押した瞬間にぶれた記憶があります。シャッター速度は1/30くらいだったと思うんですが思ったほどはぶれてないですね。色は期限切れフィルムということもあり独特の退色が感じられます。
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2枚目はアーティストの石澤さんをパチリ!メジャーで距離を測りフィート換算して合わせましたがフォーカスは合ってますね!手前のショーケースが前ボケとなって味わい深い感じになりました。
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3枚目はフィルムの巻き上げを忘れてシャッターだけチャージして撮ってしまったようです。多重露光になっていますね。これはこれで味わい深い。(なんでもそう思えば楽しい!)
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4枚目も同じように多重露光になってしまいました。自然なガラスの映り込みにも見えますがSAMURAIとiBookは別の場所にある展示品です。2回のシャッターが1枚になっているようです。
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5枚目からは正常です。やったー!ミュージアムギャラリーの「東京残像」のモニターがしっかり映りました。なんかモニターじゃなくてプリントみたいにしっとり見えますね。
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6枚目は屋外です。「絶滅メディア博物館」の入口から外堀通りの「鎌倉橋交差点」を眺めました。1980年代のフィルム写真みたいなテイストですね。クレーンが見えますが100m級の高層ビルを建設中です。大手町のビルの波が神田をも飲み込んでいくのでしょう。今しか見えない空です。(いい表現!)
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7枚目は博物館のエントランスです。日中の日陰なので暗くなりました。シャッター速度遅くすればよかった。
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8枚目は軒下から通りをパチリ。ここはレンタル自転車のサイクルポートでもあるんですがそのポートの名前は「絶滅メディア博物館(楓ビル)」です。バス停みたいでいいでしょ?(docomoの自転車で来館するの便利ですよ!)
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9枚目はエントランスの世界時計です。「ロサンゼルス」とか「ローマ」みたいな地名ではなく「ハリウッド」「チネチッタ」のように映画スタジオの名前になっているところがミソなのですがまだ誰もこの時計のことをSNSに投稿してくれなくて館長はちょっとさみしいです。(うるせーよ)
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10枚目はエントランス。ここに昭和のデパートの屋上遊園地から譲ってもらったロケット遊具を設置する計画があります。せっかく高円寺から神田へロケットを輸送するのだからなにかテレビの密着取材とかしてもらえないかしら?と広報・PR部門は画策中です!(お楽しみに)
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11枚目もエントランス。ここには日めくりカレンダーがあります。これは博物館の外観を誰かが撮影してSNSにアップした時にいつ撮ったのかがわかるようにするためです。(面白いでしょ?)
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今回のデータはここでおしまい。12枚目はどこ行った?というのはありますがきっと巻き方を途中で間違えたのでなんかズレてしまったのかもしれません。

1950年製造のカメラで撮った写真ですが退色などは期限切れフィルムのせいと考えるとシャープネスやフォーカスなどは正常と判断していいのではないでしょうか?新品のフィルムを入れて撮るのが楽しみになってきました。「FUJICA SIX」は露出計もなく電池を一切使わないクラシックなカメラ。今後も保存さえしっかりしておけばいつでも写真が撮れます。

静態保存を基本としていますが今後このように動く収蔵品には「動態保存機」を意味する「緑」のシールを貼っていこうと思います。

以上、2024年(令和6年・開館1年目)の「絶滅メディア博物館」からお送りしました!





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