【Year/Manufacturer/Model/Special note/Color】
1932/昭和7/東京科學博物館/主婦之友付録絵はがき/東京都上野公園

【Photo】
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【Explanation】

1932/昭和7/東京科學博物館/主婦之友付録絵はがき/東京都上野公園

本資料は、昭和7年(1932)発行の『主婦之友』付録として制作された東京科学博物館の絵はがきである。写真右上には「東京科學博物館」と印刷され、裏面の切手欄には「昭和七年」の表記が確認できることから、本資料の発行時期は昭和7年と判断できる。

写真には、上野公園内に建設された東京科学博物館(現・国立科学博物館)の正面外観が写されている。東京科学博物館本館は昭和6年(1931)に開館しており、本資料は開館から約1年後の姿を記録したものにあたる。重厚な石張りの外壁と列柱を備えた左右対称の意匠は、昭和初期の公共建築を代表するデザインであり、建物前には見学者や植栽が配置され、開館間もない頃の博物館景観を良好な状態で伝えている。

裏面には東京科学博物館の利用案内が印刷されている。開館時間は午前9時から午後4時まで、休館日は月曜日(祝祭日の場合は翌日)であった。また、入館料は大人20銭、小人10銭とされ、毎月1日は無料公開日であったことが記されている。これらは昭和初期の博物館運営を知ることのできる一次資料として重要である。

本資料は『主婦之友』の付録として配布された一連の絵はがきの一枚であり、昭和初期に家庭向け雑誌が科学や文化施設を積極的に紹介していたことを示している。当時の出版物では、名所や公共施設を紹介する絵はがき付録が数多く制作されており、本資料もその流れの中で刊行されたものと考えられる。

1932年当時、東京科学博物館は日本を代表する科学博物館として、自然史・産業技術・科学教育の普及拠点となっていた。家庭雑誌を通じて全国へ紹介されたことは、博物館が都市文化施設にとどまらず、社会教育機関として広く認知されていたことを物語っている。なお、昭和7年前後の年間入館者数については東京科学博物館年報等による確認が必要であり、現時点では確定値は未確認である。1

本資料は、開館間もない東京科学博物館の建築景観と利用制度、さらに昭和初期の家庭雑誌による科学教育・博物館普及活動を伝える貴重な歴史資料である。

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【Acquisition Route】

Excavation protection

発掘保護(西部古書会館・瑞香書房)
2026/07/25

【Collection Day】
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写真右下の日時を参照

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